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10/4(金)西小ミステリーツアー10(続:名古屋城)


 この「西小ミステリーツアー」シリーズは、昨年の10月18日に西小名古屋城からスタートしました。今回、10回目という節目に、西小名古屋城にまつわる新たな情報をお知らせします。以前、長久手市役所内の教育長室に入らせていただいたとき、窓の外に堂々とそびえたつ名古屋城を発見しました。西小名古屋城より保存状態が良く、シャチホコまでしっかり付いていましたが、よく見ると細部にわたるまで西小名古屋城とそっくりです。ひょっとしたら同一の作者ではないかと思い、長久手市教育委員会の方々に名古屋城について質問してみました。すると、ミステリーツアー8(モンゴルからの贈り物)でも登場した鈴木先生から貴重な情報を得ることができました。鈴木先生によると長久手市内に名古屋城のミニチュアは、かつて三つあったということです。長久手市役所と西小学校の他、今はなき「川之武」という仕出し屋の庭にもあったそうです。西小名古屋城については、西小OBの写真屋さんから、昭和53年度に第3回卒業生の保護者が寄贈したのではないかという情報が入りましたが、その方が、同じ時期に市役所と仕出し屋にも寄贈したのかもしれません。観察園という林の中でひっそりとたっていた名古屋城は、エアコン設置工事の関係で隣に変電設備が設置されたため、むき出しになり西っ子の目に触れやすくなりました。市役所の名古屋城と共に、これからも多くの人の目を楽しませてくれることを願っています。